人材派遣登録ＫＩＮＧについて

複数の派遣会社に登録する

派遣会社の登録は、複数行っておくことを強くお勧めします。派遣会社によって強い業界、強い職種、スキルアップ制度、福利厚生など違ってきます。

また、派遣会社A、派遣会社Bと、同じ派遣先で同じ仕事内容でも、時給が違ってくる場合もあります。また、派遣会社の社風、担当する営業、コーディネーターと合う合わないなど、個人によって違ってきます。

あなたが、なるべく早く希望する仕事に出会い、より好条件で働くために複数の派遣会社に是非、登録してみてください。

地元密着の中小の派遣会社も良い部分はありますが、やはり、圧倒的な求人数の差、実績、派遣会社としての信用、福利厚生、スキルアップ制度、コーディネーターの質など、大手の派遣会社にはかなわない部分も多いです。

人材派遣登録KINGで推奨するアデコ、テンプスタッフ、スタッフサービス、リクルートスタッフィング、パソナなど、大手の派遣会社に、最低でも２～３社は派遣登録してください。

派遣登録は完全無料ですし、必ずしも登録した派遣会社で仕事を探さなければいけないわけではありませんのでご安心ください。

派遣登録の流れ

派遣登録の流れは、派遣会社によって若干違ってきますが、だいたい以下のような流れになります。

1.派遣登録の予約をする
まず、登録を希望する派遣会社にネットなどから必要事項を記入して申込みを行います。申込は電話でも行えますが、数分で終わるので登録申し込みはネットがおすすめです。

2.登録時に必要な持ち物を用意
履歴書や職務経歴書、印鑑、身分証明書、筆記用具など、持っていくものを用意しておく。

3.派遣登録当日
派遣登録当日は、派遣会社の方との面談、適性テスト、スキルチェックなどを行います。服装は相手に好印象を与えるよう、スーツなどを着用し清潔感あふれる身だしなみをしてください。

派遣登録の所要時間は1～2時間程度かかります。面談は企業の面接ほど堅苦しくはありませんが、相手からの質問にしっかり受け答えをして、自分の希望も伝えたうえで、派遣会社の担当の方に好印象を与えるような接し方を心掛けて下さい。

派遣登録自体は簡単なのでご安心ください。

4.派遣先の紹介
派遣会社のコーディネーターから、あなたの希望に合致した派遣先の紹介があります。気に入ったら派遣先の担当者と顔合わせをしてお仕事スタートです。

派遣登録時の履歴書・職務経歴書について

派遣登録時に必要になってくるのは「履歴書（写真添付）」「職務経歴書」「印鑑」「身分証明書」「筆記用具」などです。ここでは履歴書と職務経歴書について説明します。

履歴書の書き方

派遣会社に登録し、あなたの得意分野、スキル、キャリアに合った派遣先を紹介してもらうために履歴書の内容は大変重要になります。だからと言って、誇張などする必要はありません。正確に情報を記入するようにしまよう。

また、すべて書き終ったら必ず誤字脱字のチェックは行ってください。間違った箇所は修正液は基本的に使用せずに書き直したほうが相手に印象は良いです。手書きの場合は最初は鉛筆で下書きをしてから万年筆等で清書する書き方を推奨いたします。

誤字脱字、修正液で修正した痕跡が多い履歴書を見て、派遣会社の人はどのような印象をあなたに持つのでしょうか？もしかしたらこの人に「事務の仕事は回せないな」「ちょっとした間違いが命取りになるような重要な仕事は回せないな」と思われる可能性もあります。

履歴書には、正確な情報を誤字脱字なく、丁寧な字で記載するように心がけましょう。

履歴書に貼る写真については、スーツが好ましいです。これは派遣登録時の面談でもそうなのですが、スーツ姿で清潔感あふれる髪型で、あなたの履歴書を見るすべての方に好印象を持ってもらえるような気持ちで撮影した写真を履歴書に貼りましょう。

職歴を記載する欄には、今まで働いてきた社名だけでなく、どのような部署で働いてきたのか？という情報も記入してください。会社名だけだとあなたのキャリアは把握できません。今までのキャリアを活かして働いていきたいと考えている方は特に大切な部分です。

取得資格の欄は、積極的に記入してください。あなたのスキルをアピールできる場所です。特に、あなたが希望する求人(派遣先）があって、その仕事に活かされるような資格は相手に好印象を与えます。

趣味や特技などもしっかり記入しましょう。派遣会社の方、派遣先の方にあなたは、どのような人柄なのか？どんな性格をしているのか？伝えるためにも「趣味・特技」の欄は空白にはしないでください。ただ、趣味にパチンコなどギャンブルに関することを記入するのは印象を悪くするのでやめておきましょう。

職務経歴書の書き方

履歴書もそうですが「職務経歴書」も、今まであなたがどのような会社で、どのような仕事をしてきたのか？どのようなことが得意で、どのようなスキルがあるのか？派遣会社、派遣先に知ってもらうための重要な書類です。

履歴書と同様に誤字脱字なくしっかり記入しましょう。

持っている資格は、あなたが希望する求人に関係のない資格でも、積極的にアピールしてください。資格によってはそれを証明する書類の提示も要求される場合もありますので、あらかじめ用意しておきましょう。

経歴については、会社名、配属された部署を記入するのはもちろん、その部署でどのような仕事をしていたのか？記入してください。例えば○○株式会社で、経理課に配属され、主に日々の小口現金の入出金業務、月次決算業務、有価証券報告書の作成の仕事に携わっていたなど、具体的にあなたが何ができるのか？

あなたの今までの職歴、資格、得意分野を活かして、これからどのような企業で、どのような職種の仕事で役立てられるのか？

派遣会社の方、派遣先の方にしっかりアピールしてください。職務経歴書は、簡潔にまとめて、読みやすいレイアウトで記入するのがポイントです。

派遣登録時の服装について

面接というほど、堅苦しいものではありませんが派遣登録の際も、身だしなみはきちんとして、派遣会社の担当の方に失礼のないような服装をしましょう。

基本的に服装は、男性も、女性もスーツが無難です。

派遣会社によってはラフな感じも許される場合もありますが、スーツを着て行って相手にマイナスな印象を与えることはまずありません。

第一印象は本当に大切です。派遣会社のスタッフに「この人ならどこの派遣先に紹介しても大丈夫だな」という好印象を与える為にも、服装や清潔感がある髪型、身だしなみは本当に大切でです。

派遣登録時のスキルチェックについて

派遣会社によって内容は違いますが、派遣登録時に適正検査、一般常識のテストや「スキルチェック」を行います。

スキルチェックは、マイクロソフト「Exel」「Word」などの操作、PC入力スピード（タイピング）、テンキー入力など基本的なOAスキルチェックが多い傾向があります。

これは、あまり堅苦しく考えずにOKです。 リラックスしてスキルチェックに臨みましょう。

派遣会社は、あなたのある程度の実力を知り、どのような派遣先があなたに合っているのか？知るためのものです。

派遣登録してからでも、ワードやエクセルなどのOAスキルアップ講座やビジネスマナー講座、eラーニングなど、様々なスキルアップ講座を行っている大手派遣会社は多いので、いま実力がなくてもスキルアップすることは可能です。

派遣スタッフとして働きながらスキルアップしていきましょう！

派遣社員のお給料について

派遣社員のお給料は、派遣先ではなく、雇用主である派遣会社から支給されます。基本的に時給計算です。

アルバイトやパートに比べると時給はかなり高いです。しかし、派遣社員の場合は契約更新が順調にいけば良いですが、契約の更新がないと、また一から派遣先を探すことになるので、どうしても間が空いてしまう場合も多いのです。いくら派遣社員の時給が良くても、派遣先企業の業績が悪化した場合は、真っ先に切られるのは、直接雇用をしていない派遣社員なので、その辺のリスクはしっかりと把握しておきましょう。

また、派遣社員と正社員の給料（年収）を比べると、派遣社員の給料の方が少なくなる場合が多いです。正社員はボーナスもありますしね。派遣先で、正社員と同じような仕事をしていても、正社員よりも派遣社員の方が優秀だったとしても、ボーナスもないですし、給料として繁栄されずらい場合が多いです。

ただ、派遣社員の時給アップ交渉は行うことは可能です。もちろん派遣社員のあなたが、派遣先でしっかり責任のある仕事をし、評価され、十分仕事で貢献していることが前提です。これを自負できるのであれば、派遣会社の営業担当の方にお話しして、時給アップの交渉をお願いしてみましょう。

派遣社員のメリットは、たくさんの業界・業種で働くことができ、スキルアップしながら、たくさんの経験を積み上げることができるところです。逆に合わない職場があれば契約を更新しない選択もあるのです。給料も働く上で重要なポイントですが、派遣社員は基本的に残業も少ないですし、契約にない仕事は行う必要はないですし、人によっては正社員よりも派遣スタッフとして働く方がメリットが大きい方もいらっしゃいます。

※派遣会社の給料の支給が月２回あるところもあります。これは、正社員には味わえない派遣社員ならではの制度ですね。